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がんが消えた 体験記:「温熱ライフ」

自分の「胃がん」体験 step1-内視鏡手術で完治?

方針イメージ

私は、2012年に地域のがん拠点病院で「胃がん」を宣告されました。多くのがん患者と同様に、私もいよいよ死を意識した瞬間でした。
 きっかけは、NHKのためしてガッテンをみて「食道がんの疑いがつよいのではないか?」と自分で疑って消化器内科を受診したことでした。
 内視鏡を受けたら、食道には異常がなかったので先生が「ついでに胃も見てみましょう」と言っておまけに
見ていただいて、胃がんが発見されました。
 さっそく、8月には内視鏡で胃の表面を切除してがんは、治ったはずでした。


 step-2 温熱療法との出会い

 「ステージ4の肺がん」の知人に紹介されて

 自分では。すっかり「完治」したつもりになってがんのことは忘れて生活していましたが、ステージ4の肺がんの知人が当時抗がん剤治療を受けていました。副作用が強く髪の毛はすっかり抜け落ちて、鬘をつけておりました。
 その方が、中核病院での通常の治療(抗がん剤と放射線)を自らの意思で打ち切ってこの「三井と女子式温熱療法」に切り替え、週に3回のペースで温熱治療に通院していました。(その方は、2017年6月現在、前田先生から「がんゼロ」のお墨付きを頂き
元気に職場に復帰しております)
 その方の紹介で、私はがんの自覚症状は全くなかったのですが、温熱療法の施術院に
通院することにしました。実際に温熱器を腹部(特に胃の周辺)に当ててもらうと、「がん特有の異様なほどの熱さ」を感じ、熱さのあまり寝台の上でのたうちまわりました。
 これは、私の胃がんが「完治」した訳ではなく、「内視鏡で確認できる大きさではない」こと、および「がん活性がいまだに残っていること」を示していました。

step-3 がん「完治」への道のり

温熱療法を本格的に開始しました。三井と女子式の施術院に通院して治療を受けた訳ですが、週2回の通院の他に、自宅でも「温熱器」と「温熱シート」を購入して毎日1時間は、温熱シートの上に横になったまま腹部に温熱器を当てて、いわば「サンドイッチ」状態で熱を加え続けました。
 それに加えて、内視鏡で確認できないレベルの「がん活性」を認識できる「オーリングテスト」を前田先生のアドバンスクリニック横浜で受けて、治療の進捗を確認していただきました。「がんゼロ」のお墨付きをいただいてからもう3年が経過しました。もちろん、地域の拠点病院でも内視鏡によるフォローでも「がんはもうありません」と言っていただいております。
 しかし、「がんゼロ」からが本当の闘いです。なぜなら、最初のがんでの死亡率は低下していますが、5年から7年後に再発するか、別の臓器のがんで死亡するひとが多いからです。
 したがって、「がんゼロ」を受けてから、自分でも本格的にがんの研究を開始しました。そして、@温熱療法A食事療法BサプリメントC免疫力を高める生活術を研究し、日々の生活で実践して、自分の免疫力でがんを治すことに成功しております。
そして、「がん」ゼロから一年経過して、「この治療法は本物だ」と確信するに至り、この体験を広く世間の方に知っていただき、特に「抗がん剤」や「放射線治療」で苦しんでいらっしゃる方に向けて情報発信したのが、ブログ「温熱ライフ」です。ご興味のある方は、どうぞお読みいただきたいと存じます。

<最近投稿した記事から、「がん治療の極意」をご紹介します。


●●「がんの成り立ち」と「温熱療法でがんが消える」 しくみ

安保徹新潟大名誉教授は、『人が ガンになる たった 2つの条件』講談社アルファ文庫の中で、正常細胞ががん化するメカニズム」は、ストレスによる低酸素・低体温への適応反応だと、説いています。だがら、体を温め血流を良くする温熱療法で、上記2つの条件が満たされなくなると、酸性に傾いた血液が(がん患者は、血液がPh7.3以下で、血液ドロドロ)アルカリ性に戻り、血液がサラサラとなって血流が改善。血液がph7.35以上に戻るとがんが自然に消えてゆく(自然退縮)(同、p190)のです。温熱療法は、がん治療の王道なのです。

●●3大治療は、対処療法に過ぎない。
 「ガンを治す治療」は、温熱療法、食事療法、精神療法。
 『ガンは5年以内に日本から消える!』を著した宗田 久男医師は、3大治療は、対処療法に過ぎない。がんを完治できない。「原因を治す治療」は、温熱療法、食事療法、精神療法であると述べています。中でも「三井と女子式温熱療法」を高く評価しています。
 ところが、日本のがん治療は成果の上がらない抗がん剤、放射線治療が主流を占め、特に抗がん剤治療は高額であり医療費増大の大きな要因になっています。しかも、治療的には患者の免疫力(自然治癒力)を削ぎ落とす、最悪の治療法です。
 現役の医師が、YouTube(ワールドフォーラム)で積極的に発信しています。
●3大治療は、対処療法に過ぎない。
 「ガンを治す治療」は、温熱療法、食事療法、精神療法。
 『ガンは5年以内に日本から消える!』を著した宗田 久男医師は、3大治療は、対処療法に過ぎない。がんを完治できない。「原因を治す治療」は、温熱療法、食事療法、精神療法であると述べています。中でも「三井と女子式温熱療法」を高く評価しています。
 ところが、日本のがん治療は成果の上がらない抗がん剤、放射線治療が主流を占め、特に抗がん剤治療は高額であり医療費増大の大きな要因になっています。しかも、治療的には患者の免疫力(自然治癒力)を削ぎ落とす、最悪の治療法です。
 現役の医師が、YouTube(ワールドフォーラム)で積極的に発信しています。


 多くの方に、この現実を知ってもらい。がん治療の成果向上のために、是非とも温熱療法を保険適用にしていただきたい。

●3大療法の限界とは、
 『がん基本法』は、わが国のがん治療を3大療法(手術、放射線、抗がん剤)とするとしています。この3大療法は、がんの腫瘍にフォーカスし、腫瘍を取り除くことを目的とする治療法です。
  この3大療法は、「一度がんになった細胞は正常細部に逆戻りすることない。」:(以下、第一命題という)細胞の不可逆性を前提としています。その為、がん治療の発想は「切る、焼く、潰す」となります。しかも再発を恐れて、より広範囲を「切る・焼く・潰す」ことが再発防止に効果的と考え、その分患者の免疫力・自然治癒力の減少を顧みない傾向にあります。

  だから、第一命題を前提として書かれた教科書や治療ガイドラインを鵜呑みにする一般の医者の言うことを単純に信じてはダメなのです。彼らの受けてきた医学教育は、最初の一歩目で人間の生命の根本原理を見失っているからです。
 
 例えば、「おたまじゃくしの尻尾がどうして消えて、手足が生まれるのか。」考えてみて下さい。
 一度、尻尾として形成された細胞が、分解・再構成されて手足が生まれる訳です。量子生物学が、この生命の不思議を明らかにしています。2016年に東工大の大隅先生は、オートファジー理論でノーベル生理学・医学賞を受賞しました。それは、この細胞の再利用の前提となるプロセスを明らかにしたものです。
 しかし、驚くことに50年以上も前に「千島・森下」学説は、細胞の可逆性を明らかにしていました。第一命題は、実は50年以上前に否定されていたのです。一度 Aと言う細胞になったものが、分解され、B細胞になる。「食は血となり、肉となる」?「肉は血となり、食となる」。
だから、「断食は、がんと闘う最良の方法かもしれない」(NYタイムズ)となるのです。

●がんを本当に治す治療の基本は、
 3大療法でがんを「切る、焼く、潰す」ことでななく、「がんが生まれた生体内環境を、がんが消える生体内環境に蘇らせること」です。そうすれば、がんは、自然治癒力によって、あなた自身の生来の力で自然に消すことができるのです。世界各地で報告されている「奇跡」は、このメカニズムでもたらされているのです。

 では、がんを生み・育てる体内環境とは? 1)酸欠←血流障害 2)低体温
                     3)交感神経優位 
ノーベル賞を2回受賞したオットー・ワールブルク医師が答えてくれます。
 「正常細胞を酸欠状態にすると、100%がん細胞化する。」と。「細胞の酸欠」ががん発生の一つの原因です。
 
 では、なぜ「酸欠」になるのでしょうか?
◇安保徹新潟大学名誉教授によれば、
 赤血球は、7μ(ミクロン)の大きさ。毛細血管は、5μから10μ。どうして神様は管よりも大きな赤血球を作ったのか不思議です。瞬発力を得るために、血の流れを止める為です。
 毛細血管を赤血球は、自分を折りたたんで通過している。赤血球は酸性化すると、赤血球が餅のようになり、自分を折りたためなくなる。それ以上先の細胞に酸素を運んでいくことができない。血流が悪くなる。酸素が届かないから酸欠になる。
 
 血流の悪くなった先の細胞は、酸欠になり、がん化する。血流障害ががん発生のもう一つの原因となる。
 がんは、血流が悪くなり、体内に溜まった毒素(体毒)の貯蔵庫だったのです。そのまま、ほおっておけば、体毒が身体中に回り、敗血症で1週間で死んでしまうところを、自らが犠牲になって体毒を自らの細胞内に溜め込んで、命を永らえるさせる。正に延命装置だったのです。

●なぜ、温熱治療でがんが消える? 

 温熱療法は、三井と女子さんが考案しました。電気コテのような温熱器を使う治療法です。
この温熱器は、セラミックから遠赤外線を発生させます。遠赤外線は、体の奥まで熱を届けます。温熱器を体に当てると、正常な臓器では熱さを感じません。しかし、血流が悪いところに来ると「あちち」と反応する。体験すれば分かります。とにかく、熱い。同じスピードで移動しているのに、そこだけ熱く感じます。
 三井と女子式温熱療法では、患者様に最初にうつぶせに寝ていただき、背骨全体に注熱します。背骨の中には、自律神経が通っているので、真っ先に自律神経に注熱し、自律神経のバランスを回復させます。
 現代人は、ストレス過多。ほとんどの方が交感神経優位の状態にあります。交感神経優位の状態は、血管の周りに張り付いた神経が血管を締め上げ、血流が悪くなっています。最初に背骨に注熱することで、副交感神経を優位に戻してあげます。すると、血管が広がり血流が改善します。
 がんの役割は、毒素を溜め込むことでした。その役割から解放させてあげます。
 次に、全身の経絡(チャプラ)に注熱します。人間の体は食べ物を食べて熱を発生させ体を維持していますが、直接「熱」のご馳走を体中のツボから注ぎこみます。すると、熱タンパク(ヒートショック・プロテイン)に働きで、体中に活力が蘇ります。
 さらに続いて、解毒の要である腎臓と肝臓に集中的に注熱します。ストレスでこれらの臓器は疲弊しているのです。がん患者様の多くは、非常に強く、反応します。
 効果1:血流を改善させる。(血液ドロドロを血液サラサラに戻す、酸性をアルカリ性に戻す、)
 効果2:副交感神経優位を優位にさせる。(ストレスから解放され、リラックスできます)
 効果3:NK細胞等が活性化し、免疫力が復活する。
 効果4:低体温を改善させ、酵素の働きを復活させる。酵素が活発化し正常な代謝に戻ります。(がん患者の体温は、35度代が多い、酵素は37度で正常に働く)


●抗がん剤の正しい知識を身につけよう
 船瀬先生の講演:2015年7月4日に東京で開催された「がんコンベンション」で船瀬俊介先生が、直接ご自身で厚生労働省の責任者に電話したやり取りを披露してくださいました。

 おおよそ、15年前の取材は次のようです
 船瀬:「抗がん剤はがんを治すんですか?」
      と厚生労働省に直接電話をしたら、一秒で担当者に代わった。
 責任者:「責任者のキヒラと申します。」
 船瀬:「抗がん剤は、がんを治す訳?」
 責任者:「抗がん剤が、がんを治せないのは周知の事実でございます。」
 船瀬:「え、抗がん剤って、がんを治せないんですか?」
 責任者:「治せません。」
 船瀬:「抗がん剤って、何か毒性があるって聞いたんんだけど?」
 責任者:「大変な毒性がございます。」
 船瀬:「ちょって待って、整理するよ。抗がん剤は、がんを治せなくて、猛毒な訳?
     じゃ、がんを治せないのに、がん患者に猛毒を打っている訳?」
 責任者:「さようでございます。」

     船瀬さんは、あまりの驚きに再度同じ質問を繰り返した。

 船瀬:「えつ。じゃ、弱っているがん患者に猛毒を打っている訳?」
 責任者:「さようでございます。」
 船瀬:「じゃ、その猛毒で、がん患者って、死ぬことががあるでしょう?」
 責任者:「さようでございます。」
 船瀬:「それって、世間では、毒殺って言うんじゃないですか?」
 責任者:「その表現は、どうも・・・」
 そして、船瀬先生にその事実を明らかにした官僚は、新潟に左遷されたとのことでした。
 
 「がんコンベンション」の会場は、古典落語さながらの船瀬先生独特の語り口で、笑の渦に包まれてはおりましたが、15年前に国の責任者が、明らかにした事実。
 第三公式:『抗がん剤=(猛毒+発ガン性)=がんを治せない』
 
●抗ガン剤の認可基準とADG:アンチ・ドラッグ・ジーン
 
●厚生労働省の「抗がん剤認可の基準」をご存知ですか?

 「がん患者に抗がん剤を投与して、一割程度のがんが4週間以内に(腫瘍が)縮小すると『効果あり』として認可しているのです。」(前掲、同p.49)、(腫瘍が)は筆者が追加。
  たった、4週間の観察が要件です。4週間以上生きる人間に投与する薬なのに?です。
 
●なぜ、たった4週間の観察で打ち切るのでしょうか?

 農薬の話。ある農薬ができて、畑に撒く。すると、病害虫が死滅して、農家は万歳。しかし、その農薬はすぐに効かなくなります。
 なぜ、でしょうか?
 害虫が、その農薬に適応してしまうからです。その農薬に対して、耐性を持ってしまうからです。害虫がバージョンアップしてしまいました。

 デヴュタ博士の証言(全米で最も権威あるガン研究機関NCIの代表)は続きます。
 「我々は、絶望している。これまで行ってきた抗がん剤治療(ケモセラピー:化学療法)は無力だった。なるほど、抗がん剤を投与すれば、一部の腫瘍に縮小効果がみられる。しかし、それも一時的で、ガン細胞は、自らの遺伝子(DNA)を組み替えて、抗がん剤の毒性を無力化してしまう。これは、ちょうど、農薬に対して害虫が耐性を獲得するのと、同じ現象である」。
                                  (前掲、同p.50)
 デヴュタ博士は、全米で最も権威あるガン研究機関NCIの代表。その博士が、議会という公の席で、証言したのです。その言葉の重みを感じていただきたい。

 もう答えに、うすうすお気づきでしょうか。
 5週間以上の観察を続けると、その抗がん剤の効果が無力化されてしまい「認可基準を満たせない」からです。逆から言えば、抗がん剤が、がんの一部を縮小させる効果が観察できる期間を認可基準にしているからです。それ以上観察すると、がんが凶暴化して手に負えない姿を発現するからのです。その衝撃の研究成果をご紹介します。

 それでは、船瀬俊介先生に『あぶない抗がん剤』から詳しく解説していただきましょう。
●観察「四週間」のナゾが解けた
 厚労省が、抗がん剤の”効能”判定期間「4週間」ときわめて短く設定しているミステリーも解ける。抗がん剤投与も、これ以上長く観察を続けると、がん細胞が自らの遺伝子を組み替えて、抗がん剤に対抗するADGを発現させてしまうからだ。
 わたしが入手した米医学会「東海岸レポート」(次項でご紹介します)によれば、抗がん剤で一部がん細胞に縮小が見られても、投与後5から8ヶ月で、再増殖して、すべてのがん腫瘍が元のサイズにリバウンドしている。恐ろしいのは、その増殖スピードは加速され、さらにがんは巨大化し、最後は被験者を殺しているということだ。
「なぜ4週間という短い期間に設定したのだ?」
 私はK技官に問い詰めた。
彼は沈黙して、一言も答えられなかった。
「…がん細胞の再増殖を、ごまかすためです」と、ホントウの理由など、答えられるはずも無かった。その意味で、厚労省が抗がん剤認可で行ってきたことは、狡猾である悪辣である。
                                   (前掲、p53)
● もうひとつ、重要な指摘をいたします。
 前述の三井と女子先生のところには、病院で見放された末期がん患者が治療に訪れました。その時の治療成果は、軽く1割を超えていました。勿論効果は4週間以上。だから、第1回のガンコンに講演者として招聘されたのです。
 しかし、3大療法に異常に傾斜したこの日本では、今日でも「三井と女子式温熱療法」は保険適用されておりません。真に効果が上がる治療法に保険が適用されず、ただ患者を死に追いやる抗がん剤が保険適用を受けている現実。世の中はロビー活動ができる資金力のある勢力の思う方向に運営されている、と諦めてしまって良いものでしょうか。
 これは、国民の健康と国家財政の観点から国益に反するものではないでしょうか。みなさんの声で、是非とも是正していただきたいと存じます。

●米医学会「東海岸レポート」:1985年。
 米国東部の20近い大学医療機関の合同研究報告。ニューヨーク大、シカゴ大などが参加。対象は、肺がん患者743人。全員ステージW。
患者を抗ガン剤投与によって4グループに分類。(1)3種類種類。(2)2種類。(3)1種類(抗がん剤F)。(4)1種類(類抗がん剤G)。4グループを次の4項目で比較した。
 A)「がんが小さくなる効果」(腫瘍の縮小効果を比較すると)
B)「副作用死」(抗がん剤の副作用で患者が死亡すること)
C)「生存期間」(患者の生存した期間)
D)「リバウンド(再増殖)」(腫瘍が再び同じ大きさに戻るまでにかかる時間)



                        (前掲、p.165より作成)
 ●複数投与(3種類、2種類)は「がん縮小効果」で見れば、一番効果が上がっているように
  感じる。3種類が20%でトップ。
 ・「副作用死」は、投与後、数週間で死者が続出し、1種類投与の7倍から10倍に達した。
 ・「生存期間」は、1種類・2種類の中で最も短い。
 ・「リバウンド(再増殖)」は、最も早く、がんが凶暴化している。
 
 ●全ての抗がん剤投与で、5ヶ月から8ヶ月でがんが元の大きさに増殖した。
                           (前掲、p.165より要約)

 日本では、複数投与が当たり前のように行われています。日本だけが、がん患者の死亡者数が増加している理由です。第二章の冒頭で示した「胃がんのステージ別5年後生存率」で、最初から抗がん剤適用だけ「8%と低かった事実」と符号します。

●抗ガン剤の「観察期間を8ヶ月に」すれば正当な評価が可能か?
 
 東海岸レポートの研究成果を、患者を救う抗がん剤治療を認可するために、活用するのであれば、抗がん剤の承認期間を4週間から8ヶ月に延長して治療成績を見極めれば良いことになります。
 「8ヶ月経過を観察して、腫瘍の縮減が見られること」:これを抗がん剤認可の基準にする。
 例えば、今話題の分子標的薬なども、ADGの効果を吟味でき、真の実力が分かるのではないでしょうか。
 製薬会社にとって、ドル箱の抗ガン剤マーケットが、一気に萎んでしまうことになる可能性もあり、実現はむずかしい事でしょう。
 
 こうすれば、抗がん剤を巡る議論に、一定のケジメがつき、単に患者を死なせる抗ガン剤は医療の現場から一掃されることでしょう。結果的に、抗がん剤は一つも生き残れないかも知れません。
 3大療法を主眼に置く日本の医療では、がんの「腫瘍」に注目し、「腫瘍」を小さくすることが「がん治療」だと考えています。その結果、腫瘍を小さくすることに一時的に成功し、患者は抗がん剤の毒性で命を奪われるのです。治療のターゲットは、腫瘍を叩くことです。
 しかし、その考え方が、そもそも根本的に間違っていたのです。
 がんの本質は、「腫瘍」ではなく「代謝の病気」なのです。その真実を半世紀以上前に見抜い医師が、マックス・ゲルソン博士でした。(詳しくは、第10章。渡邊勇四郎先生に後ほど解説いただきます)
 崎谷博征博士は、別の言い方をされております。崎谷先生は、3大療法が「がん=遺伝子変異」説に基づいているのに対して、「がん代謝療法」を提唱されております。
 「がん細胞は、・・糖とグルタミンの発酵によって生き延びています。そうすると、がん細胞の栄養となるこの2つの物質をターゲットにする(兵糧攻め)方法をとると、がん細胞に決定的な打撃を与えられます。しかもこのがんのエネルギー代謝に注目した方法は、がんの種類、起源、転移の有無に関わらず効果を発揮できます。
 その一方で、がん遺伝子、がん抑制遺伝子あるいは増殖シグナル経路をターゲットにした治療(その代表が分子標的療剤)は、今まで見てきたように正常細胞にも影響与えてしまいます。あくまでもがん細胞は自分の細胞であり、正常細胞の増殖システムを借用しているにすぎないからです。
 がん細胞に特有の発酵という代謝異常をターゲットにした治療であれば、正常細胞に悪い影響与えることなく、がんのみをターゲットにした根本治療になります。」
                『ガンの80%は予防出来る』(p.118)(三五館)
 先回りして言えば、がんの根本的な治療法は、断食を含む食事療法と低体温を好むがんの生息環境を悪化させ、免疫力を回復させることができる温熱療法なのです。加えて言えば、がんが大好物の「糖」と間違えて分子構造がよく似た「ビタミンC」を食べて、爆死する「高濃度ビタミンC療法」が有ります。「ビタミンC」は副作用が全くない、天然の「本当の抗がん剤」なのです。その「高濃度ビタミンC」療法も保険適用が有りません。この国は、どこか狂っていませんか?

 抗がん剤治療は、一方で、がんを怒らせ、がんをより凶暴化させる。他方、患者の正常細胞を壊して、体力、気力、免疫力を奪い、肝心のNK細胞を死滅させて自然治癒力を台無しにしているのです。だから、抗ガン剤が、実際にやっていることは、「がん応援剤」なのです。
 そして、抗がん剤治療から離脱した患者の中には、がんを眠らせて、がんと共存し、余命3か月と宣言されながら数年延命した人が稀ではないのです。つまり、腫瘍を叩かないで、大人しくさせるのです。そのことを、京都大学医学部卒の和田 洋己医師(『がんに負けないからだを作る和田屋ごはん』)が週刊誌に書いて話題になりました。

抗がん剤の正体 

●抗がん剤の出自は、戦時中の毒ガス兵器の再利用!

 すでに、松野先生に語っていただきました。

「現在使われている『抗がん剤』も、もとはといえば、第一次大戦の際、殺人兵器として使われた毒ガスですある『マスタードガス』に由来する。その硫黄原子を窒素に置き換えた『ナイトロジェン・マスタード』はその細胞毒性に着目して使用された最初の抗がん剤である。・・病気に関しても、新聞やテレビは本当の意味で正しいことを伝えない。」
                     『プロポリスでガンは治るのか!?』(p17)

●抗がん剤が患者に投与されるまでの取説:「抗悪性腫瘍剤の院内取り扱い指針」by厚労省
 
 患者に投与された後の様子は「東京タワー」の項でご紹介しました。ここでは、病院内で患者に投与されるまでの職員の取り扱いのご紹介です。なんと、放射能物質なみの取り扱いをされているのです。

再び、船瀬俊介先生に、解説していただきます。

「抗がん剤は、放射能なみの超猛毒です。
その厳重な「取り扱い装置」を見ればわかります。
図3?1を見てください。病院内のある近代設備です。装置の名前は「安全キャビネット」。
「安全」とは、誰の”安全”のことでしょう?
写真3?2はそこでの作業風景です。何をしているのでしょう。作業者の姿を見てください。防護頭巾にゴーグル、分厚いマスク。さらに防護服に身を固めています。おまけに両袖では袖口まで防護服に覆われ、両手も白いゴム手袋。作業台と作業員の間はガラスフードで仕切られています。両手が入るだけの隙間をあけて、「安全キャビネット」内で、手作業を行っているのです。その姿は福島第一原発事故の放射線と闘う作業員とそっくりです。
??安全キャビネット:図3?1は、作業者の手元が、吸い込む空気による「エアーバリア」で守られていることを示します。さらに上から空気が下に流れ、これから手元で調整している液体の蒸気などが、一切外部に漏れない仕組みになっているのです。彼らが使っているのは放射性物質では無い。その薬液の正体こそ抗がん剤なのです。ー」

●抗がん剤取り扱い注意の「指針」                 
 この病院内での抗ガン剤取り扱い方法を厚労省が取り決めています。その名前を『抗がん薬剤調整マニュアル』(第二版)。その表紙には「抗悪性腫瘍剤の院内取り扱い指針」とあります。
「指針」とは、別名「ガイドライン」。厚労省が医療関係者向けに定めた診断・診療の公的な「指導書」です。

●細胞毒性、変異原性、発ガン性あり
 その冒頭には、次のような一言。
「…抗がん剤は、細胞毒性、変異原性、発ガン性を有するものが多い」(要約、以下同)
あなたは絶句するでしょう。これが、抗がん剤の丸裸の正体なのです。
 医師や看護師は、抗がん剤が「がんを治せず」、「猛毒物」で「強烈発ガン物質」てあることをとっくの昔に知っているのです。
 まさに、知らぬ患者と家族ばかりなり…。
        『あぶない抗がん剤』(p62?64)船瀬 俊介、共栄書房      

 
●「ガイドライン有りき」の医療現場
 
●なぜ、医師は、抗がん剤が「猛毒で、がんを治せないばかりか、発がん性を有しているのを知りながら、化学療法を続けるのか?」不思議ですね。

 そのカラクリを、またまた船瀬俊介先生に解説していただきます。
【理由:その1】
●悪魔のメニュー『ガイドライン集』
 巨大がん市場の主要部分を占めるのが抗がん剤市場です。
 日本では、がん疑いで病院に行けば、必ずがん3大療法が待っている。
 @抗がん剤、A放射線、B手術…。
これらは、全て、がん・マフィアたちがそろえた”死のメニュー”。ただし、”客”であるはずのあなたは、これらを断ることができない。何の抵抗も許されない。
まな板ならぬベッドのシーツの上に横たわる自由しか、もはや残されていない。
まさにアウシュビッツの毒ガス室と、なんら変わりない。
さて、そこであなたを目の前にした担当医は、何やら分厚い本のページをめくり始める。これこそ、全国の医師の虎の巻”ならぬカンニングペーパー”。
その名は『治療ガイドライン(指針)集』。製薬メーカーが主導して、◯◯学会会長の教授などに名を連ねさせ、厚生労働省のお墨付きで毎年発行している。
全国の医師たちが、それに盲目的に従った治療、投薬、手術などをしている。

●これなら患者に訴えられない
「ガイドラインに従っておりさえすれば、何かあっても(患者や家族に)訴えられない」と、医師たちはうそぶく。
 このガイドライン作成に参加した医師たちには、関係する製薬メーカーなどから、巨額のお金が協賛費”(?)振り込まれる。
 たとえば、「メタボ健診」の「指針」作成では、肥満学会会長であった大阪大学医学部の松澤佑次教授(第二内科)の元には、判明しているだけで8億3,808万円も振り込まれている。「寄付金」の内訳(上位20社)を見ても、メタボ治療薬メーカーがずらり。
 こうなると天下御免の奉加帳!
                        『あぶない抗ガン剤』(p92?93)

 医師たちは、患者から訴えられないために、「厚労省の指針」に忠実に仕事をしているのです。
とすれば、「厚労省の指針」づくりの仕組みがオカシイのです。本来、主導べきは誰か?
OTAレポートを思い出してください。アメリカでは、議会でしたね。日本では国会?

【理由:その2】
もうひとつ、「もっと肝心な理由がある」と船瀬先生は指摘します。

●現代がん治療は「地獄行き」新幹線
 これほどの背筋の凍る超猛毒を、平然と多種大量、衰弱したがん患者の肉体に注ぎ込んでいるのは、現代のがん治療なのである。
 どうしてこのようなおぞましいことが、いまも全国の病院で行われているのか?
なぜか…? 理由はただ1つ。推定、約20兆円と言う目のくらむ膨大ながん利権の確保、ただそれだけです。まさにそれは治療という名の殺戮でしかない。
 悪魔の飽食、悪魔の饗宴…あなたは、そんな殺戮病棟に足を運ぶ気になりますか?
「今のがん治療は、地獄行きの新幹線。がん検診は、その改札口です」
日本自然医学の態度、森下恵一博士(国際自然医学会会長)は断言します。
列車名はのぞみもいちど思ったら、もう折り紙を見られないあなたはそれでも改札口を通る勇気がありますか?
                        『あぶない抗ガン剤』(p81)


●日本のがん治療の現状

 2018年の「がんコン」にて、京都大学名誉教授の和田洋己博士は、そうした医師を痛烈に批判しています。
 日本のがん治療のひとつの現実として日本のがん治療医(腫瘍内科医)は、遠隔転移がある術後や治療後再発をした患者さん(4期癌)には、「治らないが抗がん剤治療をする」と言って、抗がん剤を継続投与し、最終的には緩和ケアー・ホスピスに送り込むため、患者さんは希望のない治療を受けて、病院に行くたびに気力が萎えてゆく。「貴方はもう治りません。今後死ぬまで抗がん剤です」と言われたら、受ける気力がなくなってくるのは当然であろう。

 このような医師は、職業倫理として、「自己の職責」を放棄している。
 
 4期癌が本当に治らないのだろうか?多くの医師が4期癌で治ったかたを知っていると思うのだか、その方たちから学ぶという姿勢を、日本のがん治療医(腫瘍内科医)は持とうとしないのは何故なのか?
 
  結局彼らは、学問を実践しないからそのようになっている。
 「癌は自分の体からできた自己であり非自己である」ということは、なぜ自己の中に非自己的なものが勝手に増殖してしまったのかというメカニズムを学問として解明する必要があるが、この答えは、現在の分子生物学の知識として基礎研究の中に見いだせる。この仕組みを知らなければ、抗がん剤が効く場合もあれば効かない場合もあるのは当然である。癌は寄生虫のように異物なのがん剤で殺しましょうというこれまで100年間基礎としてきた仮説はもう古いといえる。今のがん治療の概念には、ここ10数年間に解明されてきた基礎分子生物学の知識は組み込まれていない。それがゆえにあまり効かない抗がん剤を大量に長い期間使用するなど、非人間的な、治療が行われることになる。
    『第24回代替・統合療法 日本がんコンベンション プログラム』(p.43-44)

 
●日米のがん患者比較

 日本が増加、アメリカが減少?その理由は、アメリカで抗がん剤治療について、次々に否定てな見解が専門家から出されました。その結果、代替医療の可能性が科学的に検証され、保険適用になった経緯があります。
 
 日本では、本当にすごいがん治療実績を残している温熱療法が保険適用になっていません。一方で、治療成果の疑われる抗がん剤が高額な値段にも関わらず、保険適用され国家財政を圧迫している現実があります。
 実績の上がっている「代替医療」保険適用がされず、一般の病院の医師の発言に盲従するように教育された普通の患者さんは、抗がん剤が自分の命を救ってくれると信じて」命を落としているのです。